2012年 02月 28日
丹澤裕子さん 芙蓉文角大皿


芙蓉と言えば楊貴妃??
そこで、ネット検索してみました。
すると 「 芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃 」 と ありました。
そして 読み進めていくと
楊貴妃の絶世の美女ぶりが 物凄く・・!!
又 中学?高校?の時のうっすらとした ( 私の場合 ) 記憶が 蘇り
懐かしさも覚えたりしましたので・・少し。
以下 玄宗皇帝と 楊貴妃のエピソードを歌った 「長恨歌」(ちょうごんか)の和訳の
抜粋です。
< 楊貴妃が 玄宗皇帝に見初められた時の様子 >
天性の美は自然と捨て置かれず、ある日選ばれて王の側に上がった。
視線をめぐらせて 微笑めば 百の媚態が生まれる。
これには 後宮の美女の化粧顔も色あせて見えるほどだ。
< 玄宗皇帝が 楊貴妃を寵愛し 国政をかえりみない様子 >
春の宵はあまりに短く、日が高くなって起き出す。
これより 王は早朝の執政を止めてしまった。
春には春の遊びに従い、夜は夜で王の側に一人で侍る。
後宮には三千人の美女がいたが、三千人分の寵愛をいまや一身に受けている。
彼女の縁戚はみな列士となり、輝かしい栄光が一族に訪れた。
遂には世間の親たちの心も、男児の誕生より女児の誕生を喜ぶようになった。
この様に 玄宗皇帝が執政をせずに 楊貴妃の縁者を高位に取り上げた為
反乱が起きる。 そして やむなく 皇帝は兵をなだめるために 楊貴妃殺害を許可する。
< そして 玄宗皇帝が 都に帰ってみれば・・ >
もうこの世に 楊貴妃はいないのに
池も庭もみな元のままで、太液池の芙蓉も未央宮の柳も変わりないのである。
芙蓉の花は彼女の顔のよう、柳は彼女の眉のようで、
これを見てどうして涙を流さずにおられようか。
そして 長恨歌の最後の部分には 二人で誓った思い出の言葉と共に
玄宗皇帝の悲しみが書かれています。
天にあっては願わくは比翼の鳥となり、
地にあっては願わくは連理の枝となりましょう、と。
天地は悠久といえどもいつかは尽きることもある。
でもこの悲しみは綿々と続いて絶える時はこないだろう。

前置きが 長ーくなりましたが (笑)
楊貴妃が似ている芙蓉のお花。
その芙蓉を文様にしました 丹澤裕子さんの 角大皿です。
芙蓉のお花はもちろん 綺麗だけれど
フィギュアスケートの様に芸術点を加算したら 丹澤さんの芙蓉の方が上??
でも そう思える程 圧倒的な美しさを持つ器です。
営業日等 HPご覧ください。
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