2013年 02月 28日
人の為って書くと 偽りって・・
今の「 純と愛 」 は 従来の朝ドラとは随分テンポが違います。
新たな展開が これでもかっ!! と
盛り込まれるストーリーとなっています。
このひと月位でも
アルツハイマーとなった母親が 海へ落下。
母は助かるが 母を助けた父親は他界。父の葬儀。
主人公の転職。斜陽のホテルの立て直し。
軌道に乗りつつあるホテル。
新たにブライダルも手掛けるが
その結婚、第一号となる新婦は酒乱。
その新婦のタバコの不始末でホテルは火事。
ホテルは全焼。再度、就活。
就活にあたり 仲の良かった主人公の純と愛
は意見の違いから離婚の危機。
その目まぐるしい朝ドラで
今日は 次の様な台詞を主人公が言うシーンがありました。
「 人の為、人の為って言うけれど 人の為って書くと偽りって言う字になる。」
人は利己的な生き物である。と言ってしまえば それまでですが
人は理想も持ち 理性も 愛もある生き物ですから
( なるほど。と字の成り立ちに感心はしつつも )
その台詞を 鵜呑みにしてはいけない様に思います。
自分の得意な事を 一生懸命やる。
それ一つをとっても 結果 人の為になる事だってあります。
承った 器の修繕。
20ピース以上に割れていました。
いつもの方に 修繕を依頼。
修復されたものを 持ち主の手に。
大切なものだったのでしょう。
涙を浮かべながら喜んで下さいました。
「 人が喜んでくれると幸せ。」 それも 人の素晴らしい一面です。

こちらは 別のタイプの損傷。
お子様の作られたマグカップ。取っ手がとれてしまった所を
機械で平に削り 金と 白色金で マグカップの絵柄にマッチする
月とウサギを蒔いて 修繕してくれました。
湯呑として 蘇ったマグカップ。
きっと この修繕も喜んで下さる事でしょう。
金継ぎの修繕承っていますので お持ちになられて下さい。
( 遠方の方はお送り下さい。)