2014年 03月 06日
廣永窯に行って来ました。
注)写真は 廣永窯のしおりから転写させて頂きました。
「東の魯山人、西の半泥子」 と並び称される川喜田半泥子。
川喜田半泥子は 伊勢の豪商の十六代目として 津市で育ち
木綿問屋の当主、百五銀行の頭取、数々の企業の要職を長く務めました。
多忙な生活の中で 書画、茶の湯、俳句、写真、建築など多彩な趣味を持ち、
型にとらわれない自由な姿勢で風雅に遊びました。
中でも 陶芸は作品を売る必要がないため、陶工なら避けることも気にせず
取り入れ、「破格」と評されました。
廣永窯は 川喜田半泥子が 弟子育成のため 自邸千歳山の登り窯を
昭和21年に 現在の 長谷山山麓に移したことに始まり
その後も 更に設備を増やし 今に至っています。
半泥子亡き後は 遺弟の坪島土平氏へと引き継がれ
今は その弟子の藤村州二氏が きびしく制作に精進されて
独自の工夫修練の道を受け継いでいらっしゃいます。
名古屋は 流石、三大都市の一つ、駅はこんな感じ。
このビルには 高島屋デパートが入っています。
名古屋駅前のレンタカー店で車を借り 廣永窯に向かいます。
名阪高速道を使って 1時間半くらいで 廣永窯に到着しました。
入口にあたる山門。この脇の駐車場に車を停めましたが
ここからも 車で移動した方が宜しいです。との事。
途中 風情ある沼、いくつかの屋代を車窓から愛でつつ
一番奥にある(写真最後)作品の展示場「仙鶴館」へ
確かに 歩いたら かなり大変な距離でした。
静寂でいて 心安らぐ 空間。
川喜田半泥子さん 坪島土平さんの魂を 感じられる様な
荘厳な空間てもありました。
器も 品格があって温かい。
とても心惹かれるし まとうオーラを感じられる・・
上手く表現できませんので どうぞ 当店に足をお運びください。