2014年 05月 19日
過酷な皇帝ペンギンの子育て
皇帝ペンギンの写真を少しおさめました。
皇帝ペンギンは 極寒の地で 生き抜くことの出来る唯一の動物だそうです。
コウテイペンギンは-60度となる 冬の氷原(内陸部)で繁殖を始める。
( シャチやアザラシなどの捕食者から回避する為 海岸線から離れる。 )
メスは卵を1個だけ産む。
産卵により疲労しているメスは餌を求めて海へ向かい、
繁殖地に残ったオスは卵を足の上に乗せ、抱卵を始める。
極寒の冬の氷原上でオス達は身を寄せ合って、
ブリザードで体温を奪われないように少しずつ位置をずらしながら抱卵を続ける。
( オスは約120日間 絶食で立ち続ける )

海に出ていた3ヶ月の間に 海岸線は凍結して伸び その道のりは
100kmにも及ぶ。コロニーに戻るメス達。

オス達は身を寄せ合って極寒をしのぐ
後方は戻ってきたメス達

再会

ヒナ
海から戻ったメスはヒナのための食物を胃に貯蔵しており、食
物を吐き出してヒナに餌を与える。
ヒナの給餌はメスが行うため、オスはやっと海に出て行けることになるが、
遠い海までの道のりで力尽き死んでしまうオスもいる。
子供の為に 育ち盛りに食料の豊富な夏 を選ぶならば 子育ては過酷な冬。
皇帝ペンギンの選んだ選択です。
明日もNHK BSプレミアムで 昼12時より フローズンプラネットが放送されます。

こう言うはし置きがあると たぬきい!!いや 楽しい!!

「 たぬきさん 皇帝ペンギンの子育てってすごいよね?! 」

凄すぎて呆然顔。表情も
この表情 萌えではありませんか?
廣永窯のはし置きです。お値段等お問い合わせください。
keikoizumi@ocean.dti2.ne.jp
ところで 独身を選んだオス、メス。繁殖能力を失ったシニア達は
どこで 冬を過ごすのだろう?
捕食者がいるとは言え 温かな海中 ( 氷原よりはるかに温かい ) が近い海岸線と言う
選択肢もあると思うけれど・・やはり 仲間と一緒。 を選ぶのかな?!