2014年 06月 05日
憂鬱な仕事は・・
作家さんに 返品伺い、の連絡をしなくてはいけない時です。
呉須が 必要以上に流れていたり・・
生地の撚りに釉薬が掛かり 傷の様に見えたり・・
押しも押されもしない プロであっても
一つ一つが手作業ですから 当然 そう言う事は生じます。
様々なケースがありますが
お客様に 満足いく物を ご提供したいと思っておりますので
( 自分の発注ミスの時は別ですが )
プライスダウンして販売と言う選択肢もありますが・・
綺麗な器程 完璧な物を お客様は望まれるだろうと思い・・
勇気を出して 作家さんに電話を入れさせて頂いています。
作家さんの作陶のご苦労が想像出来るだけに 身が縮まる想いです。
そして お世話になっている作家さんに嫌われるのも辛い。。
昨日から 憂鬱の種であったけれど 先延ばしにする訳にもいかず
冷や汗を流しながら 今日 TELをさせて頂きました。
「 オーナーさんによっては それは景色と取られる方もいらっしゃいますし
オーナーさんの感覚によって それは違いますから それは言って頂いた
方が助かります。」
朗らかにおっしゃって頂きました。
申し訳ない。そう言って頂けて救われました。ありがとうございます。
お客様だけでなく 作家さんにも喜んで頂けるお店になりたいと思っております。
