2017年 05月 17日
九谷青窯さん
この春 以前からお伺いしたかった九谷青窯さん、、に初、訪問いたしました。
陶芸家の登竜門とも言える窯元です。
こちらから 独立した実力ある作家さんは数知れず。
陶芸家を目指している方にとっては 憧れの地とも言える名窯元となっています。
( 入門にあたっても狭き門である事も 他所からお聞きしています。)
美術品としての価値が付帯させていた九谷の地で
「 日常使えて 盛り付けしやすい器を 」と
主宰の秦氏が数人の仲間と旗揚げしたのが1971年。
当時としては異端なコンセプトですから 逆風も多かったのではないでしょうか?
そして 1972年 石川県能美市・・現在の地に『 九谷青窯 』 を開窯
以来 ずっと陶芸の一翼を担い続けて今日に至ります。
大きな窯元は 生地作り、成形、絵付け等 分業形態をとることが多いのですが
九谷青窯は いずれ各々が自立する事を考え デザイン・成形・・全行程を
各々が一貫して行う形態をとられていらっしゃいます。
伝統の陶芸に 若い陶工の瑞々しい感性が加わり ・・
特に近年は 席巻しているとも言えるほど
有能な若い作家さん達が 才能を大きく開花させ鍛錬を重ねていらっしゃると感じています。
今回入荷の器は訪問時 セレクトさせて頂いたものです。
高原真由美さんの器(新作)は8月初め 徳永遊心さんの器は年が明けてから
入荷の予定です。
そちらも楽しみにされて入らして下さい。
今回入荷したものを 今晩9時位にオンラインショップにUP致します。